童心賦
作詞 長田恒雄、
あの山のむかうには
まだ陽があたってゐるでしょ
この石を投げてやったら
どんな子がうけとるでしょ
まっくろけな鴉も
あの山をこえて行(い)ったもの
べんべん草(ぐさ)をなびかせる風も
あの山のむかうから吹いて来るもの
あの山のむかうへは
お日待(ひまち)に行(ゆ)けないかしら
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御日待って?(千手院Webよりコピー)
日待とは、集落の人々や一族が前もって定めた宿に集まり、前夜から潔斎して日の出を待って拝む民族行事です。
生活のほとんどすべてが自然の力にゆだねられていた時代、人々は実に敬虔な気持ちをもって自然に接しました。
もちろん太陽にたいしても信仰は篤く、「日祭り」が行われました。
これが中世以降、仏教と結びつき「日待」になったと言われます。
太陽神である「日天」(にってん)を祀り、その恵みに感謝し、家運隆盛、息災延命などを祈る行事です。
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太陽を「お日さま」と呼び敬う心を、いつまでも忘れないでいたいものです。