み光さやか
    青木敬介 作詞

いきの身の 欲といかりは
霧とわき 雲とおおいて
まなこ障(さ)えぎり いゆきまどえる
われをいま 呼ぶ光あり
ひたすらに よびてたゆまぬ
み光さやか

ききがたき 仏のみこころ
ながき世の へだてを超えて
伝えます 師はいくたりか
恩徳(おんどく)の光とどけり
きわもなく 闇をつらぬく
み光さやか




清水脩氏が昭和33年作曲。作詞は龍大男声O
B青木敬介氏による。人間には数えきれない
欲といかりの心があとを断たず,心の眼をさ
えぎるが,つねにみ仏はわれわれを照らし続け
るのである。さらに開き難いみ仏の光は幾世
紀の長きを越えて,今もわれわれを照らし続
けるという喜びを力強く歌ったものである。

●(師…親鸞聖人のこと)
●恩徳……人をめぐむ働き